
身近でと深刻な問題に取り組む
私は、これまで「お米作り」にあまり関わってきませんでした。理由は今の私には必要としていなかったというのが大きいと思っていたからです。
しかし、全国的な問題でもあった米農家の高齢化が私の住む大村市野田町を見渡しても、圃場の耕作放棄が目立ったきています。また、そのスピードも年々速くなっていると感じていました。
その歪が形になった2024年〜2025年の販売米の高騰。そして、私の子どもたちが通う学校の給食に使用するお米が「高くて買えない!」という、対岸の火事では済まされない問題になっていました。
耕作放棄地解消と学校給食を救うプロジェクト
近所の農家さん(Aさんとします)が高齢のため、米作りを続けることができないから代わりに作ってほしいという要望があり、5反(50a)圃場を受け継ぐことを決めました。
50aで穫れる米のは約3t。こちらの圃場で作ったお米をすべて該当小学校の給食に安定して供給できる量に相当します。
私が米作りを始めることで2つの問題を解消できるのです。
問題解決だけではない利点
◯ 米作りを学ぶ
先日まで米を作っていたAさん、言うなれば米作りの師匠です。師匠に米作りに関わる技術やノウハウをを教わることを了承していただきました。Aさんが米作りを辞めることで、喪失感があったようで、誰かにこれまでの経験や技術を伝えることで、その寂しさや虚しさのようなものもなくなるかもしれないという思いもありました。
◯ 米作りを伝える
また、その方法を習得した私が、これから米作りを始めたいと思う若い新規就農者への技術提供も可能になります。
そして、学校用のお米なので、子どもたちや保護者の参加型で稲作体験も考えました。自然のおもしろさや厳しさなどを肌で感じ、米作りを始めとする農業や農家への関心と知識も深まるきっかけとなればと思います。
◯ その他の効果
- 中山間地の農地復活で荒れ地を増やさない
- 害獣の把握
- 安定供給
- 地産地消でコストを抑える
